当面更新はブログ「旅づとは旅土産」をメインに行います。
コロナ禍が落ち着き、撮影旅行が安心して出来るようになれば、本サイトも更新を行います。

令和4年1月嘉日 旅づと

ストックホルム 1/3



2003年11月28日(金) 小雪

朝食のチェック係
6:30起床、昨夜付けた足跡が消えるぐらい雪が積もった。細かい雪が一晩中降っていたようだ。
7:30朝食へ、昨日まで使っていたレストランの入り口が閉まっている。仕方なく正面(フロント前)経由で入る。同じ様に迂回した人の足跡が残っている。レストランの入り口にチェック係のお姉さんがいる...
昨日もここにいたのだろうか? 朝食券を見せて中へ。品数は相変わらず、食べた物はトマト、キューリ、ハム、ジュース、パン、ゆで卵。
少し寂しい、せめて温か物が欲しい。

コテージ前の除雪と半袖のオジサン
8時過ぎに戻りパッキングをする、トイレは近いまま。 この状態でストックホルムまで無事に辿り着けるのか?
コテージまでの道、昨夜の雪で歩き難い。本格的に雪が降った時はちゃんと早朝に除雪をするのだろうか?
自分の泊まっているコテージの玄関はデッキブラシで雪を除けておいたが、道まで除雪する道具も無いし、とてもそこまでは出来ない。

今朝の天気予報ではストックホルムは6℃と言う事なので、セーターを薄い物と交換する。 ジャケットも薄いほうが良いのだが、どうしよう?
今思い出したがヨックモックで少し暖かい日(-4℃)、オジサンが半袖のTシャツ1枚で歩いていた。さすがに手に上着を持っていたが。また、雪道を自転車で走っている人も時々見かける。 バイクもたまに見る。 やはり所変わればと言う事なのか?

Dundret出発の朝

【動画】コテージ前、雪が降り積もっていた


ドゥンドレット - キルーナ空港
10時半フロントへ、チェックアウトは簡単。
フロントにカギを渡すとお姉さんが端末をガチャガチャ、「OK」の一言で終わり、後は何もなし。
11時前、Nさんと話をしながら待っているとタクシー到着。最初「男性ドライバー」かと思ったら、Nさんが「彼女は...」と言ったのでハタと気が付いた。
それにしてもくわえタバコが良く似合う。
11時出発、Nさんお世話になりました。キルーナまでは約120Km、こんな長距離をタクシーに乗ったのは始めて。途中の道は当然アイスバーン、対向車が来ると雪煙で一瞬何も見えなくなる。途中の景色も殆ど変化なし。12:15空港到着。

KIRUNA空港

管制塔と空港ビル


キルーナ空港 - ストックホルム空港
小さな空港、スバルバールと同じ位の大きさ。チェックインはすぐに終わる。
さすがにこの空港でロストラゲッジが起こるとは思えないので荷物は預けた。時間が少し有るので外で一服、ついでに撮影。

12:40何の前触れも無くGateオープン。その後にセキュリティーチェックが有る。待合室には何も無い、トイレが一つあるだけ(ホッ)。
外を見ても飛行機の影も形も無い...
搭乗口の行き先表示プレートが手動交換式なのが味が有る。

13:15、ストックホルムからの飛行機が着陸。多分これが折り返しの便になるのだろう。
13:35、少し遅れて搭乗開始、当然ボーディングブリッジも無いので外へ出て乗り込む。
搭乗口が前後2ヵ所有る、座席は31Cどっちだ?

機体はB737-800。 何となく後ろの気がしたので後部から乗り込む。後から考えると単純計算で200人乗りと仮定して6列x31=186。 後ろに決まっている!!
座席は最後列。A席B席とも埋まっているので少し窮屈。右を見るとD-F席は空。
お姉さんに断ってそちらへ移動。大体8割程度の混み具合。

少しして出発?と思ったらちょっとだけ移動しすぐ止る。窓から見ると「De Ice」と書かれた車から放水している。多分雪(氷)落とし作業、でも羽に雪は見当たらず。
結局30分遅れの14:00離陸。 今日は天気が悪いので一面の雲、そして少し揺れる。
14:20、飲み物のサービス。ぬるいオレンジジュースが自分には丁度良い。 食べ物はなし、ここは高い運賃のルートなのにサービス悪いぞ!
15:30、25分遅れでストックホルム到着。雲の中からいきなり着陸したのでとても驚いた


ストックホルム空港 - ストックホルム・中央駅
飛行機から降り「皆の後を着いて荷物の受取場所へ」と思ったが、空港ロービーへ出てしまった。マズ、と思いながら回りを見ると荷物受け取り用のベルトが有る。
どう言う構造だこの空港? 暫く待って荷物受取り、目の前が切符の販売所、列車、バスの切符を売っている。どちらでも良かったのだが、列車の切符を購入。180SEK、高い!
地下深く潜り、「Arlanda Express」のホームへ。
16:07発に乗車。20分ほどで中央駅到着。

ホテルとゴットランドシティー
ホテルは文字通り駅前で通りに面している。正面が中央駅入り口、隣がセブンイレブン。
建物は古いけど部屋は通りに面した眺めの良い部屋、バスタブ付き。

とにかく暑いので久しぶりにタイツと厚手のシャツを脱ぐ。ところでストックホルムに着いて気が付いたのだが、トイレが近いのが直っている!どうなっているのだろう? 精神的なものも有るのだろうか? とにかくめでたしめでたし

着替えてからゴットランドシティー(ゴットランド諸島観光を扱う旅行代理店)へ行く。 ホテルから10分位、こう言う時中心部に泊まると何かと便利。ゴットランドシティーは空いており、お姉さんが暇そうにしている。ゴットランド諸島の事は多少調べていたが、お姉さんに日程を言って「アドバイスして」と 率直に頼んだ。
丁寧に教えて貰え、概算費用も出してくれた。明日の土曜日も営業しているので、「一晩 考える」と言って資料だけ貰う。

ストックホルム中央駅、泊まったホテルの部屋から

部屋は普通、ベッドが狭いのは北欧標準

カーテンを開けると駅が見える

バスタブ付き


おなか
トイレが近いのが直った事で気分が良くなり(気が大きくなり)、ガイドブックにあった日本食レストランへ行く事にした。場所もホテルへの帰り道にあるので丁度良い。
先ずはWASABI、30SEK、今までの最安値。食べた物はスシ12個と鳥のから揚げ、味噌汁付き。スシもから揚げも味噌汁もとても美味しい。日本で食べるのと同じ味。

から揚げが「定食」になっていて、ご飯が付いてきたのはご愛嬌。でも残さず完食。
スシが145SEK、から揚げ定食が70SEK、個々に見れば高くは無い。 とにかく大満足、ここ「おなか(店名)」はお勧めの店です。

本日終了
「おなか」を出たのが18:30、飲み物を購入しホテルへ戻る。
今日からは窓の外を気にする必要も無い(オーロラのこと)。
部屋でのんびりTVを見る、昨日までは4Chしかなかったが、ここは10Chもある。外も暖かだし、ホテルの中も人の気配がある。やはりコテージで物音一つしない環境は、自分には向いていないのかも知れない。
それだけでは無いのだろうが、ストレス疲れ、寒さが原因で体調がおかしくなったのだと 思う。外国を一人旅しているだけでストレスは溜まって当たり前。


ストックホルム その1 その2 その3

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