2018年7月21日、神戸市東灘区にある海上自衛隊阪神基地でサマーフェスタ2018が開催された。
今回は「護衛艦さざなみ、潜水艦救難艦ちはや、掃海艇なおしま」の一般公開、陸上自衛隊の車両及びペトリオットの展示があった。
当日は、猛暑の中多くの見学者が訪れており、飲食店や物品販売の露天も出ており、そちらも賑わっていた。
撮影日:平成30年07月21日
海上自衛隊阪神基地
海上自衛隊阪神基地隊。
周囲は大きな工場・プラントがある工場地帯。
阪神・淡路大震災では、阪神基地隊も壊滅的な被害を受けたが、隊員は文字通り体一つ(装備品は軍手のみ)で救援に向かった。
阪神基地隊の敷地はあまり広くない。
基地の南側・東側に5000トン級の護衛艦が各1隻接岸できる。
南側に「潜水艦救難艦ちはや」、東側に「護衛艦さざなみ」と「掃海艇なおしま」が停泊していた。
潜水艦救難艦ちはや
基準排水量:5450トン
全長:128m
○潜水艦救難艦ちはや(wiki)
ちはやの災害派遣 2001年2月10日に発生したえひめ丸事故の遺体捜索の要請を愛媛県から受けた政府は防衛庁に対応を求め、災害派遣をもって2001年8月から遺体捜索作業を行った。 |
ちはやの最大の特徴は、中央部に搭載されている深海救難艇(DSRV)。
潜水服。
この隊員さんは、飽和潜水300mを実際に経験したそうだ。
「怖くないか」と質問したところ、「怖くないと言えば嘘になるが、大丈夫だ」との事。
護衛艦さざなみ
基準排水量:4560トン
全長:151m
○護衛艦さざなみ(wiki)
ブリッジと機関砲(CIWS)
格納庫で行われていた心臓マッサージ訓練。
見学者もダミー人形を使い体験できた。
ブリッジから見た艦首方向。
写真右はエンジンのコントロールルーム。
こことは別に、エンジンルームでも同様の制御が可能との事。
初めて見学した艦の食堂。
乗員数175名の食堂としてはかなり狭い
陸上自衛隊車両展示
ペトリオットミサイル。
この日は、三重県の基地から来たとの事。
阪神基地隊への交通案内
最寄り駅
阪神電鉄魚崎駅、青木駅、駅から徒歩30~40分。
JR東海道本線、住吉駅、摂津本山駅から神戸市営バス。
JR大阪駅から
JR東海道本線の姫路方面行快速で住吉駅下車、所要20分。
神戸市営バス35系統で魚崎車庫前下車、徒歩15分ほど。
JR三ノ宮駅から
JR東海道本線の大阪方面行快速・普通で住吉駅下車、所要10分ほど。
神戸市営バス35系統で魚崎車庫前下車、徒歩15分ほど。
※朝夕のみ、35系統は阪神基地隊最寄りの「魚崎浜町東」バス停に停車する。
阪神基地隊周辺の地図、大きな地図はこちら
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