当面更新はブログ「旅づとは旅土産」をメインに行います。
コロナ禍が落ち着き、撮影旅行が安心して出来るようになれば、本サイトも更新を行います。

令和4年1月嘉日 旅づと

オーロラを見よう ナルヴィク



2003年11月20日(木) うす曇り

トロムソ出発

トロムソ港にあるバスターミナル


NARVIK行のバス

 6時過ぎ起床、朝食後9:20チェックアウト。
少し早いがすぐ近くのバスターミナルへ。バスは既に着いているが20分程待ってくれとの事。
10時過ぎ乗車、10:30発車。バスは空いている。
3日間もオーロラを見る事が出来たトロムソ、少し名残惜しい。とにかく感謝!!


トロムソ - ナルビック
バスはトロムソの有る島から橋を渡って本土側へ進んで行く。前半はフィヨルドに沿って走るので景色は最高、雪に覆われた山々の頂上が朝日に当たってオレンジ色に輝いている。

オレンジ色に染まる山

朝焼け

1時間ほど走り5分ほど停車。子供連れがトイレに行った。自分は外で一服。ドライブインの様な場所の駐車場に止まっているのだが、足元は完全なアイスバーン。 下手に歩くとすべる…
バスは再びフィヨルドに沿って進んで行くが、次第に山の中に入って行く。

12:20「Buktamo Kro」到着、ここで20分ほど休憩と運転手の交代。ここで別のバスを運転し、トロムソ方面へ行くのだろう。この運転手に乗車時、「ナルビックの駅は止まるのか?」と聞いたのだが、交代の運転手にもその事をちゃんと伝えていた。多分駅ではそんなに降りないのだろう、それにしても親切とっても感謝しています。

乗客はカフェ(そんな上品な所ではないが)でコーヒーを飲んだり、食事をとっている。自分はトイレと一服、いや二服。タバコ仲間のオジサンの話では-15℃との事。
このオジサン、ナルビックの人で仕事でトロムソへ行きその帰りとか。

Buktamo Kroでトイレ休憩

バスの運転手が交代する

12:35出発、ここからは山中を走るので前半ほどの景色は無いが、それでも景色が良い事に変わりは無い。
バスはどんどん混んで来きた、最終的にはほぼ満員。
ナルビック近くでまたフィヨルドに沿って走るのだが、外はもう暗くなっているので景色は 良く見えない、残念。
驚いたことに野外演習帰りの軍人が、このバスに乗り込んできた・・・


ナルビック駅とホテル

泊まったホテルの部屋

14:35、予定より早くナルビック駅到着。
窓口で明日の「ナルビック-イエリバーレ」間の切符を購入、208NOK。ここでも、200+10出せば良い物を、300出してしまう自分が情けない。やはり何処かヒヤリングに自信を持っていないのだろう。

駅は町外れに有り、ホテルの方向が分からない… 通りかかったお姉さんに中心部の方向を聞く、駅から出て右方向。その角に大きなスーパーがあり、その角を曲がって行くと隣にホテル発見。

このホテル、今までの中で一番高いのだが余り設備は良くなくバスタブもない。
窓からはすぐ近くの山が見えるのだが、一晩中照明が点いているし天気も悪いので、今夜はオーロラは期待出来ず。 

ホテルから見たスキー場


夕食とナルビックの街
一息してから外へ出てみる。ここも余り雪は積もっていないが、やはりアイスバーンになっているので歩く時は注意が必要。
10分程でAMFIに到着。3階建ての大きな建物。ちなみにさっきのバスはここが終点。
要は街の中心部。すぐ側に市役所も有る。AMFIの中にあるCoopでハンバーグもどき、パン、飲み物を購入。

体調は余り回復していない、特に今日は頭痛がするし気分も悪いので、シャワー、洗濯をさっさと済ませ、早目にベッドに入る。でも、結局寝たのは0:30頃。


2003年11月21日(金) 曇り

出発
6:30起床、7:30朝食。このホテルもラディソンなのだが、朝食の品数は一番少ない。値段は一番高いのだが。
9:20チェックアウト、10分程で駅に到着。駅前やホームから撮影をする。 

NARVIK駅


ナルビック駅 - イエリバーレ駅

NARVIK駅

電気機関車が牽引する列車

なぜか両方共2号車

10時前列車到着、駅では20人程待っている。4両編成の機関車が引くタイプ。車内は安物のベニヤ板で作られたかなりの年代物、でも座席は広いし中々味がある。

出発時点では2割程度の乗車率。定刻の10:25出発、乗り心地は静かで悪くない、でも窓ガラスが汚いのは個人的に大いに問題あり…
窓からの景色はフィヨルドに沿って走っているので絶景の連続。何時の間にか晴天になっており、遠くの山々がオレンジ色に染まってとても美しい。
単線なので貨物(鉄鉱石)列車や客車と駅などですれ違う。確かこの鉄道、世界欧州で最北の路線。そしてスウェーデンのキルーナ鉱山の鉄鉱石を運ぶ為作られたと聞いている。

良い景色

雪山とオレンジ色

ノルウェー  →→  スウェーデンの峠越え

12:30頃に完全に曇ってしまったが、あっという間に晴天になった。やはり山の天気と言う事か?

トイレに行ったついでにコーヒーを買ったのだが、17クローネなので20NOKコインを渡したら3SEKのお釣りを渡された。何時の間にか国境を越えていたようだ。しかし、厳密にはSEKの方が安いので少し損をしている事になる。

途中、雪の量がかなり違う事に気が付く。基本的にはまだ初冬?で、本格的な冬ではないのだろうけど、山の上でもそれ程雪が多くない。そして、山の上(鉄道の一番高い所)が一番雪が多い訳でもなさそう。

14時を過ぎると徐々に暗くなる、キルーナからは大勢乗ってきたが満員にはなっていない。
14:40、定刻どおりイエリバーレに到着、あたりは既に真っ暗。  

この後はヨックモック編に続く

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