青森までは東北新幹線はやて号で八戸乗り換えで約4時間程。
青森は曇りで風が強い、酸ヶ湯温泉までは駅前から送迎バス(要予約)がある。発車まで1時間40分ほどあるので、八甲田丸の見学を考えていたが、何か寂れている感じがするのでパスし、駅周辺を散策することにした。
AUGA(アウガ)
青森駅前にある再開発ビルで、地下には海産物中心の市場がある。ビルの外観からは想像できない小さな商店がたくさん並んでいる。
今夜は、酸ヶ湯で自炊部屋に宿泊するので、夕飯を仕入れることにする。自炊といっても本格的に料理をする予定は無いので、惣菜とおにぎり、みかんを一山を購入したが、おいしそうな海産物に目が行ってしまう。
酸ヶ湯温泉の送迎バス
13:00に酸ヶ湯温泉の送迎バスがある(写真右)。同じ場所に13:15発の谷地温泉への送迎バスも停まっていた。乗車時に名前の確認をして乗り込む。
8~9割の乗車率、さすがに年配の人がほとんど。
酸ヶ湯までは所要約1時間だが、青森市街を抜けるのに30分近くかかる。市街を抜けると上りになり、途中からは雪道になるが、雪の量は多くない。
酸ヶ湯温泉
14時過ぎ、酸ヶ湯温泉に到着。20年振り位だと思うが、記憶と余り違わない。前に来たときは、みずうみ号で十和田湖から青森まで移動したとき、休憩で降りただけだった。
フロントで受付を行い、部屋まで案内して貰う。旅館の方は、入り口で靴を預かって貰えるが、湯治の場合は自分で靴を部屋まで持って行く。
部屋は6畳で、狭い板の間が付いている。以前は部屋で調理が出来たのだろうか、ガス台だけが残っていた。部屋は鍵付きで、室内には金庫・浴衣・丹前・タオル・バスタオルが付いている。湯治宿泊だが部屋の古さ以外は文句なし。
部屋の暖房はガスストーブのみ。トイレは別だが、改装済みでウォシュレット付き。共用のキッチンも清潔で電子レンジ・洗濯機・乾燥機(100円)も置いてある。全般的に見て、建物の古さ以外は良い旅館だと思うし、湯治宿泊なら値段も安い。
酸ヶ湯温泉 フロント |
湯治棟の部屋 |
共用の炊事場 |
コインランドリー |
大浴場(ヒバ1000人風呂)
酸ヶ湯といったら「ヒバ1000人風呂」、旅館入り口の突き当り右に風呂の入り口がある。日帰り客が多いためか番台もある。左側が男性用、右側が女性用の入り口。入り口には貴重品入れの無料ロッカー(小さいもの)も設置してある。
脱衣所は広く、清潔。
浴室は2つの大きな浴槽(熱の湯・四分六分の湯)と打たせ湯、冷の湯(かけ湯)がある。さすがに大きい浴室だ。浴室は暗く、湯気も多いため視界が悪い。自分のように近眼では、メガネをかけても移動し難い。
お湯の温度は、熱の湯の方が低く、四分六分の湯は少し熱め。
【大浴場を利用する女性へのアドバイス】
混浴である「ヒバ1000人風呂」でのマナーの悪さは有名になってしまったが、冬季の夜間では、暗さと湯気で殆ど視界がきかず、昼間も含めてそれほど混雑しないので、あまり気にしなくても問題ないように思う。また、入り口から見て各浴槽の右半分が女性用、左半分が男性用と分かれており(仕切りは無いが立て札が立っている)、自分が入っていたときに限れば、それを無視する人はいなかった。
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JR青森駅
旧青函連絡船 八甲田丸
AUGA地下にある市場
酸ヶ湯と谷地温泉の
送迎バス
酸ヶ湯温泉旅館
酸ヶ湯温泉 湯治棟
酸ヶ湯温泉 食堂
浴衣・タオル付き
金庫も付いている |