泥湯温泉と東鳴子温泉へ行ってきました
  2009/01/26 新規作成

旅の計画
 以前より気になっていた、泥湯温泉奥山旅館の「3泊4日1万円、湯治プラン」を体験してきました。また、帰りに東鳴子で湯治宿にも泊まってきました。


1~3日目 1/18(日)-20(火) 泥湯温泉奥山旅館
 7時過ぎの山形新幹線で新庄駅下車。新庄から在来線に乗り換え、1時間ほどで湯沢駅に到着。

湯沢駅周辺
 泥湯温泉最寄の「いこいの村」行きのバスは、1時間10分の待ち合わせ。かなり時間があるので駅前を散策。
駅前の商店街は、やはり少し寂れた感じがする。商店街には雪国特有の雁木(がんぎ)が設置されている。最近は、駅前より少し離れた場所が賑わっている街の方が多い。


JR 湯沢駅

駅前の商店街

がんぎ

雄勝郡会議事堂記念館

泥湯温泉奥山旅館
 駅前の散策も終わり、駅の待合室で暖を取っていたところ、携帯に奥山旅館より連絡があり、「所用で湯沢に宿の車が来ているのでピックアップする」との事。ついでとは言え、親切な対応。バス代990円は宿に還元しよう。
 駅からバスの終点である「いこいの村」に向かう。いこいの村から宿までは、雪も多く道も急なので、車で来ても、ここに車を置いて宿の送迎を依頼する場合もあるとか。今日は、年配の女性2人を乗せ宿に向かう。


いこいの村

奥山旅館玄関


ロビー

泊まった部屋(本館)

奥山旅館 本館
 奥山旅館には、本館以外に「宿泊棟」と「別館」がある。今回は宿泊客も多くないので、本館と本館正面にある宿泊棟だけが使われていた。
本館1Fには、ロビーと大広間(朝夕の食事場所)、混浴(女性タイムあり)の岩風呂、主にグループ向けの部屋などがある。2Fは、すべて客室となっている。トイレは温水洗浄器付き!


宿泊棟

大野天風呂(男女別)

別館と湯小屋
正面は混浴露天風呂

湯小屋入口
左女性用、右男性用

温泉(お風呂)
 奥山旅館の温泉は、本館内の岩風呂(硫黄泉)、本館並びの大野天風呂、湯小屋にある天狗風呂・薬師風呂(女性のみ)、天狗風呂から続く露天風呂(2つ)がある。
冬のこの時期、大野天風呂はかなり温め、天狗風呂は熱め、露天風呂は調整次第で熱い時と温い時があった。
個人的には、温めの露天風呂でゆっくり浸かるのがBestだった。
 泉質は硫黄泉の岩風呂以外、文字通り泥が混入した感じで濁っている。また、浴槽の底には泥が沈殿していた。確かに泥湯!

こぼれ話
 本館にある岩風呂は、基本的には混浴ですが、女性専用タイムと男性専用タイムが設定されています。ところが、7人程のお婆ちゃん軍団、男性専用タイムに堂々とご入浴。さすがにご一緒は出来ませんでした。これが逆なら問題になるのでしょうが、そこは山中の秘湯、だれも気にしていませんでした。

(注)奥山旅館は、浴室内撮影禁止のため写真はありません


つばさ号


車窓風景


さくらんぼ?


つばさ号の終点、新庄駅


秋田行きの普通列車


【泥湯温泉】

温泉街...


ご近所1(冬季休業)


ご近所2(冬季休業)


食堂(冬季休業)

 

4~5日目 1/21(水)-22(木) 赤倉温泉三之丞
 宿の送迎でいこいの村へ移動、10:47発のバスで湯沢駅に向かう。発車時の乗客は1名。11時30分過ぎに湯沢駅到着。12:01の列車で新庄に向かう。13:04新庄駅着。

新庄駅周辺
  今日の宿泊先である赤倉温泉に向かう列車は、約2時間の待ち合わせの為、荷物をコインロッカーに預け、駅周辺の散策に出掛けた。
駅前にはあまり商店は無いが、10分ほど歩く大きな商店街に行き着く。しかし、残念ながら水曜日は各店とも定休日。


新庄は山車で有名

最上に来ると良く会う人

ここにも雁木がある

定休日の商店街

古そうな看板

この店の看板です
(追記)上の写真は「キッコーセン醤油醸造(株)」のお店です。

リゾートみのり [JR仙台 HP]
 この列車は新庄と小牛田・仙台を結ぶ快速列車。土日のみ仙台まで延長して走っている。ただしこの列車、快速とは名ばかりで、少なくとも新庄-鳴子温泉間は普通列車と時間はあまり変わらない。
そして、どこかで見たことがある車両。以前に乗った「リゾートしらかみ」とよく似ている。


正面から

ロゴマーク

展望用の座席

イベントスペース?


赤倉温泉 三之丞
 ここに来るのも3回目、ご主人とも顔なじみになってしまった。
今回も「湯治連泊プラン」で泊まったのだが、相変わらず食事が美味い。今回は鰤大根まで出てかなり満足。


玄関

ロビー入口

和風のロビー

囲炉裏
【湯沢】

湯沢行きのバス


湯沢駅ホーム


【新庄-赤倉温泉】

??


車窓から


地元期待?の列車


赤倉温泉駅 出発


赤倉温泉駅舎


【赤倉温泉街】







6~7日目 1/23(金)-24(土) 東鳴子温泉いさぜん旅館
 朝から雨模様、鳴子で写真を撮って、それから東鳴子へ行こうと計画していたのだが諦め、お昼近くまで宿(三之丞)に居座る。お昼の列車で鳴子に向かい、13時過ぎ鳴子御殿湯駅に到着。宿は駅から数分の所にある。

いさぜん旅館
 昨夜電話で予約した旅館。来る前に一応下調べはしていたが、本格的な湯治宿で勝手が分からず緊張気味。
泊まった部屋は本館2F の角部屋で、道路に面しており多少うるさいが、明るくなかなか良い部屋だ。この宿で面白いのは、靴は部屋の中まで持って行く事と、部屋に鍋釜や食器が備え付けられている事。さすがは湯治宿。もちろん、旅館部もあるのだが、そちらに食器はないと思う。


宿の全景

宿の玄関

泊まった部屋

部屋の入口

お風呂
 いさぜん旅館には3つのお風呂がある。
いさぜんの湯」が一番古く、温泉は敷地内より自噴しているとの事。浴室内には湯船が2つあり炭酸泉と鉄泉になっている。この炭酸泉はラジウムが含まれており、お湯も温いのでゆっくり浸かる事が出来る。ここが一番のお勧めだが、混浴で脱衣所も1つしかないため、良く考えてから入浴する事。
 もちろん湯治に来ている人たちは、当然のようにここを利用している。私もあるお婆ちゃんと仲良くなり、かなり話し込んでしまった。また、名古屋から来ているご夫婦とも仲良くなり、「東北温泉談義」に花が咲いた。
この他に「大浴場」と「中浴場+露天風呂」があり、時間で男女入れ替えになっている。泉質は「東鳴子地区共同源泉」との事。


浴室入口

いさぜんの湯 脱衣所

ラジウム炭酸泉

鉄泉

大浴場 脱衣所

大浴場

浴室前の休憩所

ご主人はタイガースファン

高友旅館の黒湯
 私は日帰り入浴はしないのだが、1/24(土)に、近所に有る高友旅館に行ってきた。ここは、以前に泊まったことがあるのだが、ここの濃いお湯は感動物だ。先客が1名、仙台から月数回入りに来ているとの事。かなりボロイ(鄙びではない)所だが、お湯はお勧め。

帰りと湯治宿
 土曜日に気仙沼から来た御夫婦は、名古屋からの来た御夫婦と、ここで知り合い、懇意にしているとか。お互い行き来もしているらしい。曰く、「これが湯治場の良い所で、旅館では味わえない」。
 1/25(日)、今回の温泉ツアーも終わり。一路東京へ向かう。余ったお菓子を仲良くなった名古屋のご夫婦に渡し、出発。
来年の同じ時期、もう一度来た見たくなった。みなさんお元気で。

挨拶状
 家に帰り驚いた、奥山旅館から挨拶状が届いていた。これが商売繁盛の秘訣か!?
【東鳴子温泉街】


浴衣でそぞろ歩きの
雰囲気ではない


鉄筋の旅館もある


こちらも鉄筋


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【宿の予約】

いさぜん旅館
 

三之丞
 

高友旅館





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