体も回復しつつあるので、少し出かけてきました
  2008/06/15 新規作成

旅の計画
 2月の北海道で倒れ、早4ヶ月。体調も戻りつつあるようなので、山形県へ出掛ける事にした。
今回は無理をせず、行く先も今まで行った事のある2ヶ所を選び、本当の意味での湯治に徹する事にした。


1日目 06/02(月)-03日(火) 滑川温泉(3回目)
 10時過ぎの新幹線で福島へ、山形線に乗り換え峠駅下車。
駅には送迎車が待っている、今回は宿のご主人がドライバー。

滑川温泉福島屋
 ここに来るのも3回目、相変わらず何も変わっていない。
部屋はいつもの1号室ではなく、階下の11号室。部屋の作りはまったく同じで窓の景色もあまり変わらない。気のせいか、川の音が少し小さく感じる。
宿の周辺は新緑が美しい。


残雪?

新緑の木々

天気はあまり良くない
 一応、週間天気予報を見ながら日程を決めたのだが、残念ながら雨模様。
6/2は曇りだったが、6/3は朝から雨。露天風呂へ入るにはちょっと厳しい状況、内湯に入り雨が止むのを待つ。
14時過ぎ、かなり小降りになって来たので露天風呂に入る。露天風呂は、大きな木が被さるように生えているので、小雨なら良い覆いになる。但し、風が吹くと雨粒が木から大量に降り注ぐ。

【動画】

露天風呂近くの渓流

【動画】

同上(早朝)

【動画】

露天風呂と脱衣所付近


3日目 06/4(水) 滑川温泉-米沢-赤倉温泉
 8:39の列車で米沢に向かう。ちなみに次の列車は13:23。
今回は、米沢で2時間半ほど時間を作り、「上杉御廟所」へ行くことにした。
上杉御廟所は、駅から2~3キロあり歩くにはちょっと遠い。バスの便も少ないが、ちょうど市内循環バスがあったのでそれを利用した。駅前から約20分。

上杉御廟所
 上杉御廟所は、上杉家歴代藩主を祭った廟が並んでいる珍しい場所。ガイドさんの説明によれば、毛利家も並んで祭られているが、「廟」として存在するのは全国でもここだけとの事。


上杉御廟所 参道入口

上杉御廟所 入口


上杉御廟所 正面

上杉御廟所


堺田分水嶺
 米沢発11:25の新幹線で新庄へ、陸羽東線に乗り換え堺田駅下車。
堺田は、太平洋と日本海の分水嶺でもあり、駅前に小さな公園もある。
堺田駅は、赤倉温泉駅より1つ鳴子駅よりだが、列車本数が少なく、バスも殆ど走っていないので、時刻には注意が必要。


JR堺田駅

堺田分水嶺


分水嶺の公園

封人の家へ続く遊歩道

封人の家 (旧有路家住宅)
 封人の家(ほうじんのいえ)は、芭蕉が有名な句「蚤虱馬の尿する枕もと」を詠んだ場所とされている。現在は解体復原工事が行われ、建築当時の姿になっている。場所はJR堺田駅から徒歩5分ほど。


封人の家

封人の家 内部

赤倉温泉 三之丞
 15:15の列車で1駅戻り、15:21赤倉温泉駅着、駅からは宿の送迎を利用。
ちょうど1年振りになる。今回は、ここの「ミニ湯治プラン」で宿泊する。
料金は1室1名で6450円(2泊以上)、2名だと5400円(2泊以上)でこの近辺でも比較的安い。ちなみに2食付で湯治食ではなく、少し品数が少ない旅館の食事となる。品数が少ないとは言え、十分豪華な食事。


三之丞 玄関

赤倉温泉


泊まった部屋

冷蔵庫・洗面台付き

【動画】

上杉御廟所1

【動画】

上杉御廟所2

【動画】

JR米沢駅の新幹線




【動画】

堺田分水嶺

【動画】

封人の家への遊歩道

【動画】

JR堺田駅




封人の家 土間


封人の家 室内1

封人の家 室内2




【動画】

JR赤倉温泉駅前


4日目 06/05(木) 赤倉温泉
 今日は天気も良いので、近所を散策する事にした。

瀬見温泉
 10:30の列車で瀬見温泉に向かう。約20分で到着。
瀬見温泉は、新庄と赤倉温泉の中間にあり、義経・弁慶の逸話が多く残っている。
 温泉街は駅から徒歩10分。途中に義経・弁慶ゆかりの物が有る。
温泉街はやはり寂れた感じが否めない。


義経弁慶の硯石

義経像


温泉街

川沿いの風景

富山馬頭観音
 11:46列車で赤倉温泉駅に戻る。
富山馬頭観音は、赤倉温泉駅から徒歩10分ほどの所にある。ここは、昔から庶民の信仰を集め、遠方より参拝に来たとの事。


入口

本殿


本殿内の絵馬)

絵馬・写真


天井にも絵馬がある

境内

駅まで戻り、宿に出迎えを頼もうかとも思ったが、天気も良いので、のんびり歩いて宿まで戻ることにした。
途中には学校や工場などもある。30分で到着、じっとしていれば気持ちが良いのだが、歩くとさすがに汗びっしょり。
早速、温泉に入る。

JR瀬見温泉駅


喜至楼(旅館)


亀割子安観音


亀割子安観音 本堂


【宿の予約】

三之丞(広告)


喜至楼(広告)


5日目 06/06(金) 赤倉温泉
 朝から雨模様、当初の予定では鳴子か仙台辺りで一泊し、土曜日の新幹線で帰るつもりだったが、宿の食事が美味しい事と、移動する事が面倒になり一泊延長することにした。もっとも、その分明日の移動距離が長くなるのだが。

赤倉温泉 散策
 午後から雨も何とか上がり、近所を散策した。
赤倉温泉は小国川沿いにあり、各旅館は軒を並べている。周辺には水田や畑もあり、のどかな風景だ。


赤倉温泉1

赤倉温泉2


赤倉温泉3

共同浴場


【動画】

大岩風呂1

【動画】

大岩風呂2

【動画】

小国川

6日目 6/7(土)
 昨日、赤倉温泉に泊まったので、今日は仙台まで行き、新幹線で帰ることになる。
今回利用した切符は周遊きっぷの「山寺・松島ゾーン」で、行きが山形、帰りが仙台経由としている。赤倉温泉から直接帰るなら、帰りも山形経由にした方が時間的に早いが、帰路の変更は出来ないため、仙台まで行く必要がある。ちなみに、古川-仙台(新幹線)は、周遊ゾーンに含まれない。

 10:44分の列車で古川へ、本来はその先の小牛田で東北本線に乗り換え仙台まで行くのだが、乗り継ぎが悪いので古川-仙台のJR高速バスを利用することにした。この路線は周遊ゾーンに含まれるので追加料金は必要なし。13時過ぎ、ほぼ定刻に仙台到着。13:44発のやまびこで帰京。
【動画】

JR陸羽東線
奥の細道 湯けむりライン