台風の後、秋雨の中、滑川温泉と甲子温泉へ行ってきました
  2007/09/14 新規作成

旅の計画
 今回はあまり時間も取れないので、山形県の滑川温泉、福島県の甲子温泉へ3泊4日で行くことにする。
滑川温泉は6月に続き2回目、甲子温泉は初めてになる。
 甲子温泉は、広さ15mx5m、深さ1.2mの大岩風呂が有名。温度も温めでゆっくりと浸かることができる。
私の旅行スタイルからすると、少し予算オーバーだが、話のタネにと思い行く事にした。


1日目 9/10(月) 滑川温泉(再訪)
 滑川温泉は、東京から直接行くと2時間15分で、最寄りのJR奥羽本線峠駅へ行くことができるが、今回は、乗り換えの福島駅から20分程の所にある飯坂温泉に寄ってから行く事にした。

飯坂温泉
 福島市の郊外といった感じで、20分程で着く。飯坂温泉駅のすぐ隣に川が流れ、その川沿いに多くの旅館が立ち並ぶ。今回は特に目的もないので、30分程温泉街を歩いてみた。
 歩いた範囲だけでも4~5軒の旅館が閉鎖されており、営業中の旅館も古い物が目に付き、温泉街全体が少し寂れた感じもする。鳴子もそうだったが、かつての有名な温泉街も何か活気を失っている気がする。

滑川温泉 福島屋旅館
 12:54福島発のローカル列車で峠駅へ向かう。車内は結構乗客がおり、出発時には立っている人もいた。旅行者らしい乗客もかなりいるようだ。
 13:23峠駅着、ここで降りた乗客は数名のみ。駅には送迎用の車が待っている。車に乗ったのは、私を含め2名と従業員の方1名。その従業員の方は、前回泊まった時の部屋係の方で、向こうも覚えており話が弾む。
宿までは15~20分程だが、途中から雨が激しくなり少し不安になる。先週の台風9号の時は、滑川温泉ではかなり大雨になり、道路が一時不通なったとか。

 案内された部屋は、前回と同じ1号室。この部屋は角部屋で、風通しも良くお気に入り。雨で露天風呂には入れないので、早速内湯へ。
この日、雨が止まないので、ひたすら内湯へ入る。


大岩風呂(内湯)

上がり湯

滑川福島屋では、露天風呂の女性専用時間が設定されています。
月・水・金曜日  火・木・土曜日  日曜日   (2007/09)
一部変更になっていますので、宿HPで確認してください。(2008/08)

福島交通、飯坂線


飯坂温泉駅


福島行きの電車


飯坂温泉の旅館


JR峠駅


送迎車


2日目 9/11(火) 滑川温泉
 朝は少し曇っていたが、その後は爽やかな秋空が広がる。
今日は一日中温泉三昧、宿の人に「散歩でもしたら」とさりげなく言われてしまった。


露天風呂と脱衣所

露天風呂


滑川温泉、その他のお風呂


今年できた檜露天風呂

檜露天風呂
*写真は前回の物

外国からのお客
 夕方、裏庭で涼んでいたところ、檜露天風呂から外国人のカップルが出てきた。
軽く挨拶をしただけで、話はしなかった。
何故かこの時、異常に檜露天風呂が混雑していた気がする。私は入っていないのだが、サンダルの数が多いような...

気になる明日の天気
 日中は良い天気だったのだが、夜9時過ぎ頃から、また雨が降ってきた。TVの天気予報によれば、明日の午前中はかなり強く降るようだ。

露天風呂への道


川沿いを進む


露天風呂が見える


最後の階段


3日目 9/12(水) 甲子温泉
 朝8時の送迎車で、滑川温泉から峠駅へ向かう。雨は相変わらず降り続いている。

 8:24発の電車で福島へ、電車は空いている。
今日は新白河までJRの在来線で行くことにした。福島駅では45分の待ち合わせ。
 9:37発の郡山行きに乗車、立っている人はいないが、ほぼ満席状態。約50分で郡山駅に到着。ここでは、54分の待ち合わせ。少し時間があるので一旦駅の外に出て、コーヒーショップで時間をつぶす。
 11:19発の黒磯行きに乗車、38分で新白河到着。雨は随分弱くなってきた。
駅の東口に宿の送迎バスが待っている。発車まで少し時間があるので、バスに荷物を置き、一服と辺りの撮影。

こんにちは
 送迎バスに乗ってきたもう一人は、初日に滑川温泉の送迎車で一緒だった方。
昨日は、土湯不動湯温泉泊とのこと。

甲子温泉 大黒屋
 新白河駅より40分程で宿に到着。大黒屋も福島屋と同様、冬季閉鎖となる。
建物は少し古い鉄筋建てだが、トイレは改装済みで部屋に洗面台が付いている。
一息いれて早速大岩風呂へ。

大岩風呂
 大黒屋名物の大岩風呂と婦人風呂は、旅館の地下通路から長い階段を下り、阿武隈川にかかる橋を渡った所にある。
大岩風呂と婦人風呂は、隣接した別の湯小屋内にあり、また、大岩風呂の隣には温泉プールもある。


湯小屋への階段

湯小屋


橋から見た阿武隈川

大岩風呂 外観


大岩風呂 入り口

女性用浴室 入り口


 大岩風呂は混浴になっているが(女性専用タイム有り)、脱衣スペースが浴室内にあり、女性には少し辛い構造である。私の入浴中は、隣の婦人風呂からバスタオル巻きで移動してくる人と、大岩風呂内で着替える人が半々といった感じ。

【大岩風呂を利用する女性へのアドバイス】
1.まず、大岩風呂をのぞき、混雑具合を確認。
2.婦人風呂で着替えをする。
3.入り口付近に人がいないことを確認し、バスタオル巻きで大岩風呂へ移動。

*宿泊の方は、夜と早朝の女性専用タイムを利用できる。


大岩風呂

温泉投入口


夜の大岩風呂

別角度


脱衣スペース
手ブレ失礼..

婦人風呂
21時より男性用になる

【川沿いの湯小屋についての注意】
 夜の7時~9時までは、大岩風呂・婦人風呂とも女性専用となる。また、夜の9時以降は婦人風呂が男性専用となる。つまり、9時以降、女性は混浴の大岩風呂しか入れなくなる。
また、早朝の4時~6時も大岩風呂・婦人風呂とも女性専用となる。


大岩風呂隣のプール

湯小屋 全景

新設の恵比寿の湯
 恵比寿の湯は旅館正面に別屋として建てられている。ここへは湯小屋へ向かう地下通路からと、旅館の玄関から行くことが出来る(階段なし)。
宿の人の話では、100段以上有る階段を下りられず、温泉に入ることが出来ない年配の方や足の弱い人のために作ったとの事。確かにあの階段はきつい。
恵比寿の湯は完全に男女別になっている


恵比寿の湯 入り口

恵比寿の湯(男湯)


併設の露天風呂

洗い場


恵比寿の湯 全景

 洗い場・シャワーは、恵比寿の湯にしかない。大岩風呂・婦人風呂は、お湯につかるだけ。

JR新白河駅


送迎バス


雪割橋


橋の上から


泊まった宿


泊まった部屋


洗面台付き


共楽亭


勝花亭


国道289号


国道の終点


登山口側の滝


てん?


4日目 9/13(木)
 10:15発の送迎バスで新白河駅へ向かう。
途中見晴らしの良い所で一時停車、9:50新白河駅到着。
 11:15発の新幹線で帰京、滑川温泉・甲子温泉でご一緒した方と、写真を見ながらあっという間の1時間半でした。