2017/08/26 新規作成
参考リンク:
灘五郷酒造組合
灘の蔵元めぐり2
灘は日本一の酒どころ。
灘五郷と呼ばれるように、酒蔵は今津郷・西宮郷・魚崎郷・御影郷・西郷と、阪神間の海岸線に沿って点在しています。現在も多くの酒蔵が伝統の技を競い合い、味わい豊かな酒を、造り続けています。
5月に、
菊正宗と白鶴の記念館・資料館
へ行って来ましたが、今回は西郷(にしごう)にある沢の鶴資料館へ行って来ました。もちろん、沢の鶴の本社工場も近くにあります。
撮影日:平成29年08月25日
沢の鶴資料館
(
Webサイト
)
沢の鶴資料館。
最寄り駅の大石駅から徒歩10分ほど。
見学は無料。
入口には「撥ねつるべ」がある。
「撥ねつるべ」は、動力のない昔、井戸の水を汲み上げるのに用いられた。
この建物は、重要有形民俗文化財の指定を受けていたが、先の震災で倒壊し再建されたもの。
1階展示室
1階の展示室。
入口に小さな受付があり、小冊子をもらえる。
中は、自由に見学できる。
昔の酒造りに使われた道具が展示されている。
資料館再建時に発見された、江戸時代から昭和初期に使われた槽場(ふなば)跡。
槽場は醪から酒を絞りとる作業場のこと。
酒造りに使われた樽と様々な道具。
桶と渋袋(しぶぶくろ)。
渋袋は、中に醪(もろみ)を入れ酒を絞りだすのに使われた。
渋袋に入れた醪からは、自重で酒が出てくるが、最後に圧力を掛け酒を絞り出す。
2階展示室とミュージアムショップ
2階の展示室。
ここは、酒造りに使う道具の展示やビデオ放映、酒を運んだ樽廻船の模型などがある。
酒を運んだ樽廻船。
最盛期には、江戸へ年間100万樽もの酒を運んだ。
灘・西郷と沢の鶴について。
酒樽づくりについて。
麹室(こうじむろ)。
酒造りは冬に行われるが、麹の発芽には30度~40度の温度と高湿度が必要。
そのため、麹室をつくり室内の温度を上げる工夫がなされている。
沢の鶴のラベル。
ワンカップのラベルもある。
2階の展示室から出ると、ミュージアムショップへと続く。
普段酒は飲まないが、思わず買ってしまった限定品の原酒。
また、隣接する沢の鶴フーズで作っている奈良漬も買ってしまった。
沢の鶴資料館への交通案内
最寄り駅
阪神電車、大石駅
阪神神戸三宮駅から
梅田方面行の各駅停車で大石駅下車、所要7分。
阪神梅田駅から(JR大阪駅隣接)
特急で御影駅乗換、各駅停車で大石駅下車、所要約30分。
※梅田駅から各駅停車を利用すると1時間以上かかる。
沢の鶴資料館の地図、大きな地図は
こちら
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