2017/05/23 新規作成
 2017/05/28 地図修正
参考リンク:城下町龍野

城下町龍野
 龍野は兵庫県西部にある城下町で、そうめんの揖保乃糸や醤油の生産地として知られている。
江戸時代には、京都で消費される薄口醤油の半分近くが龍野産だった。
また、そうめんについては、古くは室町時代から食べられていたようだが、本格的に生産されたのは江戸時代の1770年頃から。

 今回は、JR姫新線本竜野駅を起点に歩いたが、JR山陽本線竜野駅とはかなり離れている別の駅なので、間違えない事。

揖保乃糸Webサイト
うすくち龍野醤油資料館(ヒガシマル醤油)

撮影日:平成29年05月23日

龍野の町並み1
JR姫路駅から姫新線で20分、JR本竜野駅に到着。

龍野は、童謡「赤とんぼ」の作詞者である三木露風の故郷で、子供の頃の郷愁から作ったといわれている。



兵庫県手延素麺協同組合。
像は澤野利正で、氏は第2代の頭取で、そうめんの品質基準を改め、発展の基礎を作った。

突然、大きなタンクがある工場が見えて来た。
工場は、小さな川も跨いでいる。

丸に東、ヒガシマル醤油の工場です。
創業天正年間(1580年頃)、本社・工場はここ、たつの市。

ヒガシマル醤油Webサイト

龍野の町並み2
揖保川を渡ると、龍野城址や古い町並みが残る地区になる。

角は信用金庫の店舗。

練りようかん、觜崎屋(はしさきや)。

和菓子屋と味噌屋。

カネヰ醤油。ここは、直売するそうです。

カネヰ醤油Webサイト

いたるところにある「揖保乃糸」。
喫茶店でもそうめんが食べられるらしい。
写真右は「龍野醤油資料館別館」だが、工事中だった。

矢野勘治記念館(霞城館)。
矢野勘治は、明治-昭和時代の銀行家・歌人。

写真左:たつの市武家屋敷資料館
写真右:うすくち醤油資料館。

龍野城址
龍野城址入口。
本丸御殿・白亜の城壁・多聞櫓・埋門(うづみもん)・隅櫓(すみやぐら)が復元されている。

埋門と石垣。

本丸御殿は内部を見学できる。

殿様の部屋だろうか、かなり豪華な作りになっている。

格天井と龍の襖絵。

本丸御殿と隅櫓。

白い土塀とヒガシマル醤油の建物が見える。

望遠で撮っているので近くに見えるが、川の対岸なので、直線で700m位離れている。

 JR本竜野駅から龍野城址までは、寄り道せずに行くと約1.5Kmある。
実際には、古い町並みを見ながら歩いているので、約2km程歩くことになる。

うすくち龍野醤油資料館Webサイト
ヒガシマル醤油が運営している、昔の醤油製造方法などを展示しているミュージアム。

醤油の製造工程が書かれている。

左は水汲みに使った井戸。写真右は、醤油製造の仕込み工程。

醤油の品質検査を行う場所。

仕込み用の大樽と醤油を搾る道具。

醤油壺と江戸時代の1斗升。

龍野で造られていた醤油のラベル。

うすくち龍野醤油資料館は、県指定の文化財。

龍野への交通案内
最寄り駅
JR姫新線(きしんせん)本竜野駅。

JR姫路駅から
JR姫新線で本竜野駅下車、所要23分。

JR三ノ宮から
新快速の姫路方面行きで姫路駅乗換、姫路まで41分。

JR大阪駅から
新快速の姫路方面行きで姫路駅乗換、姫路まで64分。

JR新大阪駅から
新幹線で姫路駅乗換、姫路まで30分。

【今回の所要時間】
姫路駅 11:20-本竜野駅 11:43
龍野散策 約2時間30分(途中休憩無し)
本竜野駅 14:16-姫路駅 14:36


龍野駅からの地図、大きな地図はこちら


龍野城址周辺の地図、大きな地図はこちら


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