当面更新はブログ「旅づとは旅土産」をメインに行います。
コロナ禍が落ち着き、撮影旅行が安心して出来るようになれば、本サイトも更新を行います。

令和4年1月嘉日 旅づと

Killarneyへの一泊旅行



アイルランドの主要観光地であるKillarney(キラーニー)へ一泊旅行に行った。Killarneyはアイルランド南西部にあり、特に夏には多くの観光客で賑わう場所。国立公園になっており、美しい湖や渓谷があり、また、半島めぐりなどが出来る。

※この小旅行は、アイルランドへ語学留学した時の記事です。

撮影日:2002年11月02日


お昼過ぎ出発
午前中洗濯をし、午後出発。それにしても天気が悪い。EnnisからLimerick経由で向かう。途中Limerick近くのAdareに立ち寄る。Adareは小さな村で、昔風の家が道沿いに残っており、とても可愛らしい。

村にある教会に入って見たが、ステンドグラスの美しさは文句なし。すばらしい。しばし見学して、Killarneyへ向かう。

Adareの村

Adareの古城

途中にあった家

Killarney到着
途中は、晴れ・雨・大雨の繰り返し。3時過ぎ現地到着、雨風がすごい。先に宿泊先のB&Bへチェックインし、遅めの昼食、明日のツアーバスの予約の為街の中心へ出掛ける。

かなり小さい街と思っていたら結構広い。CafeでサンドウィッチとTeaで昼食。ツアーバスの窓口を探すが、早速道に迷い、何回か聞きながら到着。閉まっている。

諦めて帰ろうとしたら、横の方からオジサンが出てきて、「用事は済んだのか」と聞くので、「予約したい」事を伝えると、閉まっている窓口の呼び鈴を押し、中からお姉さんを呼んでくれた。予定していた「湖一周」のツアーは天候が悪いので中止との事なので、「Ring of Kery(半島1周)」のツアーを予約。しかしこの天気で大丈夫だろうか?

St.メアリー大聖堂  (St. Mary’s Cathedral)
道に迷って時間が掛かった事と、悪天候の為、近くの観光ポイントへ行くのは諦め、街外れに有るSt.メアリー大聖堂へ向かう。ここへ向かう時にも1回方向を失う...。かなり薄暗くなってから到着。

辺りには人がいない、中に入ってみた。文字通り「荘厳」の一言、すばらしい。外はかなり薄暗いのだが、ステンドグラスは見事、Adareの教会とは違う美しさ。

中にも人は殆どおらず、薄暗い大聖堂の中は、何かを感じる気がする。音がない。時折風のうなる音だけが大聖堂に響く。ここの情景は長く記憶に残ると思う。

今日のお宿は
夕食は、街中のレストランで済ます。余り大げさな店はいやなので、それなりの店を見つけ入る。
やけに空いている。スープと魚料理、パン、紅茶を頼む。が、大体何にでも付いているポテトをTips(フライドポテト)にしたら、山盛り出てきた。一体どうやって食べろと言うのか?結局半分以上残した。料理の味は特に悪くは無く、値段も手ごろ、空いている事が気になるだけ。

食後は街中の散歩でもしようかと思ったが、風が強く、雨もまた降ってきたので宿へ引き上げ。
宿はホストマザーに予約して貰ったB&Bだが、結構キレイで大きい。部屋はWベットが置いてあり中も広い。一人で使うには広すぎ。それよりシャワーでなく、バスタブが付いていたので感動。
アイルランドに来て初めて「お湯につかれる」。熱い風呂に入り本日終了。

2002年11月03日 (日)
朝起きた時は晴れている、「ラッキー」と思っていたら、朝食を食べているうちに徐々に曇り、B&Bを出る頃には、また、雨が降り始めた....。

朝食は3種類から選べ、トースト、シリアル、オレンジジュースは自由に食べれる。一応分かっていたが、確認の為「アイリッシュブレックファースト」を注文。やはり、ホームスティ先で出た物と同じであった。

10時過ぎツアーバスの事務所に着き、待合室で待っていると続々乗客が来る。結局大型バスの8割位の座席は埋まってしまった。

半島先端までの道のり
省略と言いたいぐらい大雨で、景色も何もない。ただ、途中で止まった所で飲んだ、「アイリッシュコーヒー」は、体が温まりGood。中身は「ウィスキー+コーヒー+生クリーム」。ちなみにバスは半時計周りに半島を1周する。

半島先端
余程「日頃の行いが良い」のか、徐々に晴れて来た。Watervillに着いた時は、風は強いままだが天気は随分回復。この街は海岸沿いに広がり、ホテル・B&B・レストランが軒を並べていキレイな所。

話しに拠ると昔、チャップリンが別荘を持っていたとか。海岸まで行き、大西洋の荒波を目前で見る。良いかも。

荒れる大西洋

海沿いの道
半島1周も後半へ。少しずつ止まりながら海岸線を走る。途中から道が山沿いになり標高も上がる。
それに連れ景色も良くなり、絶好のロケーションが続く。晴れも続いており、風がかなり強い事を除けば良しとしよう。

山沿いの道
Sneemの町から山岳道路に入る。所によって両側に草原が広がり、羊・牛が放牧されている。
途中大きな谷沿いを走り、広大な景色を見ることが出来る。この景色は日本にはないと思う。
Killarneyに近づくと、いくつもの湖が見え始め、大きく風景が変わり、天気も悪くなる。




途中の町



Killarneyの町

Killarneyの町へ近づくと、ホテルやB&Bが沢山見えてくる。ここを見るといかに大きな観光地で有るかが分かった。ツアーバスの乗客のリクエストに応じて、各ホテル前で停車しながら街の中心へ戻ってくる。

帰路
4時15分、バスは予定より1時間近く早く到着したが、帰りのバスは18:00まで無いので、ファーストフードで軽く食事をし、バスターミナルへ行く。切符を買おうと窓口へ行くも、いくら待って人がいない。

17:45頃バスが到着したので乗り込む。切符は運転手より購入。ほぼ満員。定刻に発車しLimerick乗換えで、21:10無事Ennisへ到着。車窓の印象はとにかく「真っ暗!!」。たまに通過する町が明るい事を除けば、ずっと光の無い世界。

22時前、家に到着。ホストマザーと3男がテレビを熱心に見ていた。紅茶を入れてもらい休憩。
話しによるとEnnisの町はずっと雨だったらしい。デジカメのモニターで、一番晴れている場所を見せ、天気はそれ程悪く無かったと言っておいた。まあ、前半を除けば嘘では無いだろう。さすがに疲れた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です