2015/09/16 新規作成 参考リンク:富岡製糸場

富岡製糸場
 以前から計画を立てていたが、中々行けなかった富岡製糸場、今回ようやく行くことが出来た。
平日だったが、そこその人が訪れており、有料のガイドツアーにも多くの人が参加していた。

 富岡製糸場は、原則毎週水曜日が休館日であるが、祭日や夏休み期間などは休館日が変更となるので、Webサイトでの確認をお勧めする。

JR高崎駅、上信電鉄高崎駅・上州富岡駅 上信電鉄Webサイト
富岡製糸場の最寄り駅である上州富岡駅へ行く上信電鉄は、JR高崎駅西口から連絡通路でつながっている。

小さな建物が、上信電鉄高崎駅舎。

上州富岡駅までは、高崎から約40分。
電車は概ね30分毎に走っている。

上信電鉄上州富岡駅。
他の駅と比較し、格段に整備されている。
改札を出たところで、富岡製糸場までの地図を配っていた。
写真右の場所に、各種資料が置いてある。

地味に親切な傘。
ただ、消耗が激しい(返さない人が多い)気もする。

富岡製糸場までの道のり
駅前の道を真っ直ぐ進む。
もらった地図、道路の案内表示、案内板と道案内は完璧。

宮本町蔵広場。
休憩用のベンチも有る。

蔵の内部。
行った時は無人だった。

富岡製糸場1 公式Webサイト
駅から徒歩15分ほどで到着。
入場ゲートのテントが、見事にアンマッチ。

ちなみに、テントは係員の為の物。

明治5年。
この建物は東置繭所と言い、2Fで蚕の繭を保存していた。
現在は1Fに展示スペース・売店などがある。
2Fは非公開。

写真左は、東置繭所の右側。
右は建物の裏側、かなり傷んでいる。

富岡製糸場2 公式Webサイト
昔の生糸生産の道具。

着物一着で、繭は2600粒必要。

写真右は、本物の蚕(かいこ)。
昔は、お蚕様と呼んでいた。

人は絶対に乗るな、何に?

当時の工場内の写真、やけに人が少ない。

富岡製糸場3 公式Webサイト
繰糸場、ここで繭から生糸を生産した。

建物はトラス構造で、柱のない大きな建物となっている。また、照明はなく自然光を取り入れる構造となっている。

写真左は、生糸を取り出す機械。
右の上部にある小さなゴンドラで、熱湯に浸かった繭を機械へ運ぶ。

富岡製糸場4 公式Webサイト
富岡製糸場の全体図。
現在公開されているのは、一部のみ。

写真右は、「検査人館」だが、受付の事務所になっている。少しもったいない気がする。

当時の工場長の社宅。

女工館。
フランス人女教師の住居。

診療所。
医療費は無料だった。

ブリュナ館。
富岡製糸場の指導者だったブリュナが住んだ建物。
後年は、工場で働く工女に勉強を教える夜学校として使われた。

写真左は、寄宿舎とブリュナ館裏側。
右は初期に建てられた寄宿舎。

まとめ
 現在公開されている部分は、富岡製糸場全体のごく一部のようだ。
奥にある西置繭所は、大規模場な補修工事中で重機も入っていた。
また、ブリュナ館や新旧の寄宿舎も非公開となっている。最終的にどこまで公開するのかは分からないが、すべて公開すればかなり大規模な歴史的建造物(群)となる。

 上記にも書いたが、一部の建物は事務所スペースとして使われており、「世界遺産の建物」の使い方としてはかなり勿体無い気がする。
一方、展示スペースとなっている東置繭所1Fは、右側がパネル展示とビデオ視聴ルーム、左側は申し訳程度の養蚕道具の展示が行われているだけなので、いささか物足りなさを感じた。

 建物の傷み具合や、補修スケジュールの兼ね合いもあるのだろうが、1日も早い整備と公開を期待したい。
現状のままでは、中長期的には寂れて誰も来ない世界遺産になり兼ねない。


参考
片倉工業株式会社
片倉工業楽天市場店 (シルク製品の販売)
片倉工業(wiki)


富岡製糸場への交通案内
割引乗車券
 高崎から乗車する場合、割引乗車券が利用できる。
この割引乗車券は、高崎-上州富岡間の往復乗車券と富岡製糸場の入場券がセットになっており、個別に購入するより440円安くなるので、上信電鉄高崎駅の窓口で忘れずに購入のこと。




最寄り駅

上信電鉄上州富岡駅。

駅から富岡製糸場までの地図


東京駅から
上野東京ラインの高崎行で約2時間。

渋谷・新宿駅から
湘南新宿ラインの高崎行で約2時間

横浜駅から
上野東京ラインの高崎行で約2時間20分。

高崎駅から
上信電鉄高崎駅から上州富岡駅まで約40分。
電車は概ね30分毎。
上信電鉄高崎駅は、JR高崎駅西口に連絡通路がある。


富岡製糸場の地図(拡大)


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 富岡製糸場へ泊りがけで行く場合は、JR高崎駅周辺がホテルも多く便利です。
もしくは、群馬県の温泉地などへ行く途中に寄るのも良いと思います。

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