2012/06/30 新規作成

1日目 猿田彦神社と佐瑠女神社
 内宮を出て内宮前バス停に着いた時、丁度バスが出る時間だったので猿田彦神社まで乗ることにした。歩いても15~20分程度の距離。

猿田彦神社(さるたひこじんじゃ) HP
 天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。
*猿田彦神社HPより

佐瑠女神社(さるめじんじゃ)
  天照大神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたとき活躍したのが 天宇受売命(あめのうずめのみこと)です。天岩窟の前で神楽を踊り、天照大神が再び現れるきっかけを作ったのが天宇受売命です。その縁で、現在でも芸能関係の祖神として仰がれています。
*佐瑠女神社は、猿田彦神社の境内にあります。


猿田彦神社 入口

大鳥居と本殿
猿田彦神社は内宮からも近く、是非お参りしたい神社のひとつでした。


左の狛犬

右の狛犬
  


手水舎

柄杓は7本
手水舎は、入って直ぐ左側です。


本殿

本殿 正面
正面に本殿があり、社務所は本殿に向かって左側にあります。


古殿地

酒樽
古殿地は方位石とも呼ばれるそうです。

 佐瑠女神社は、猿田彦神社の本殿に向かって右側・入口のすぐ横にあります。佐瑠女神社には社務所が無いので、猿田彦神社の社務所でお守りを受けることができます。


佐瑠女神社

天宇受売命 *1
実は天宇受売命にお会いしたかったので、お社で参拝できたことは、本当に嬉しかったです。

 *1 神宮会館にあった木彫りの屏風絵です。

あめのうずめのみこと
天宇受売命は、古事記における表記
天鈿女命は、日本書紀における表記
なのだそうです。

 天照大御神が天の岩戸にお隠れになった時、思金神(おもいかねのかみ)の考えで、岩戸の前で神楽を踊ったのが天宇受売命であったそうです。

1日目 月讀宮
皇大神宮別宮 月讀宮
 徒歩15分で月讀宮へ着きます。本当はバスに乗ろうと思っていたのですがバス停を探している内に近くまで来てしまったのでそのまま徒歩移動になりました。


月讀宮 参道入口

参道
中村町のバス停を過ぎ、数分で参道入口が見えてきます。


手水舎

柄杓は10本
曲がりくねった道を進むと小さな手水舎があります。

宿衛屋の前を通り、少し下った所に月讀宮の4つの社があります。

月讀宮の4社


伊佐奈弥宮

伊邪奈岐宮

月讀宮

月讀荒御魂宮

御祭神
月讀尊は、天照大御神の弟神
月讀尊荒御魂
伊奘諾尊・伊奘冉尊は、御親神

参拝の順序は右の写真を参考に。


案内板
車での参拝なら、国道側の入口を利用したほうが便利です。


1日目 倭姫宮
皇大神宮別宮 倭姫宮
 月讀宮の最寄りバス停は「中村町」、倭姫宮の最寄りバス停は「徴古館前」になります。途中五十鈴川駅を経由し約5分で到着です。


大鳥居(内宮方向)
この大鳥居、バスの中からでは意外と気が付かない。
ライトアップする事もあるそうです。


倭姫宮 入口

社へ向かう参道
ここ倭姫宮への入口は、地図を見てもよく分からなかったが、徴古館前バス停近くの交差点のすぐ側にありました。


手水舎

良い感じ
岩をくり抜いて作ってある。


倭姫宮

遷宮御敷地
御祭神の倭姫命は、第十一代垂仁天皇の皇女です。
倭姫宮の宮域(敷地)は、四ヘクタールあるそうです。

 現在時刻13:10、予定より順調なので天気が良い内にと思い、遠隔地の別宮の一つである伊雑宮へ行くことにした。ちょうどバスも来たようだ。

1日目 伊雑宮
宇治山田駅-上之郷駅-伊雑宮
 バスで宇治山田駅まで移動し、近鉄電車へ乗換。約40分で上之郷駅に到着。到着時刻は13:43。

皇大神宮別宮 伊雑宮(いざわのみや)


案内板
伊雑宮は上之郷駅から5分程の所にあります。入口までは住宅地の側を通って行きますが、伊雑宮の隣接地には料田など広い敷地があります。


伊雑宮 入口

参道入口
お宮に入って左側に手水舎、右側に宿衛屋があります。


手水舎

柄杓は9本
 


参道
ここの参道は比較的短く、すぐに伊雑宮の社に着きます。


伊雑宮

遷宮御敷地
御祭神
天照坐皇大御神御魂
(あまてらしますすめおおみかみのみたま)

神職さんに遷宮の話を聞いてみたのですが、伊雑宮は平成25年ではなく平成26年に行われるそうです。他にも、1年後に遷宮する別宮があるそうです。

 伊雑宮のすぐ側に「御田植式(おたうえしき)」で使われる水田があります。
この御田植式は、国の重要無形民俗文化財になっています。


料田前の敷地

御田植式
この広い敷地は何なのだろう。
伊雑宮の敷地であるのは間違い無いと思うのだが。


料田

田植え中
何となく、田植えが中断している気がするのですが。


近鉄 上之郷駅

無人駅です
この路線の電車は30分に1本の間隔で走っているので、不便と言うわけではありません。


ここから乗ります
ワンマン車両では、乗車位置が決まっています。東北ではこんな感じ


近鉄志摩線 上之郷駅周辺

14:00の電車で伊勢市駅に向かいます。

1日目 月夜見宮
豊受大神宮別宮 月夜見宮
 月夜見宮は外宮の別宮で、場所も外宮から15分、伊勢市駅からも15分で行くことが出来ます。


月夜見宮 入口
御祭神
月夜見尊(つきよみのみこと)
月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)


手水舎

柄杓は3本
鳥居をくぐって直ぐ手水舎があり、お社も直ぐ前にあります。


月夜見宮

遷宮御敷地
お社と遷宮御敷地。


御祭神

左奥のお狐さま
左奥にあった社。天然の大木をそのまま利用している。

 月夜見宮の参拝を終え、伊勢市駅バス停まで戻る。現在時刻16:20。
計画を上回るペースで初日の参拝を無事完了。

1日目 宿とおかげ横丁
神宮会館
 今回の宿は伊勢神宮関連の「神宮会館」です。


神宮会館 玄関

泊まった部屋
各種宿泊プランはあるのですが、アウトバスで食事なしにしました。
料金もかなり安かった上に、大浴場・トイレも清潔で大変満足しました。


ロビーにあった物

何でしょう
西館ロービーに置いてあった物。
お白石持ち行事で使われる物ようです。


展示コーナー
西館のロビーに、ちょっとした展示コーナーがありました。
他に、遷宮に関するパネルなどもありました。


おかげ横丁
 神宮会館はおかげ横丁のすぐ側です。


常夜灯

太鼓櫓
おかげ横丁入口にある常夜灯。
太鼓櫓は、おかげ横丁の中心にあります。


お店のディスプレィ

赤福
赤福は、「ご朱印巡りきっぷ」に付いていたクーポンで頂きました。

初日の成果
 当初の計画では、伊雑宮は明日以降行く予定でしたが、初日に廻る事が出来ました。
これで天気さえ良ければ、明日は金剛證寺へ行くことが出来そうです。
今日は午前四時起床で、携帯に付いている万歩計では20000歩、歩いた事になっています。



部屋にありました



部屋にあった物の
販売用です


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神宮会館

大石屋

活伊勢海老料理の宿
日章館

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